「天空の里山」は福島県いわき市四倉町にあります。
近くの絹谷富士に登ると、ぐるりとあたりを見渡せて、海も山も見えます。そこに、福島さん一家が住んでいます。無農薬でワタや野菜を作っています。主人公のつぐみは10歳、フワフワのワタを自分で育てたいと里山にやってきます。畑作りをして、タネをまいて、コットンの世話をします。花が咲いて、やがてワタの実が糸つむぎをします。
天空の里山には 今日も優しい風が吹いています。美しい山と森に囲まれて、自然豊かな土地です。
この集落は戦国時代から続いていますが、今は人がすっかり減ってしまいましたが、食べ物も、炭も、暮らしのものは、この集落で自給自足していたのです。今でも、イノシシや鹿、キジなど畑に野生動物が現れますが、50年前はもっと清らかで、蛍が飛び交い、日本ミツバチの分峰が見られました。今現在も、天空の里山には、広い畑がありますが、若い人がいなくて、農業を継いで、耕す人がいないのです。福島さんは、耕せなくなった土地を預かって、畑をしたい人に貸しています。美しい里山も手入れをしなければ、どんとん荒れていきます。未来の人へ 美しい地球を繋ぎたいというのが 福島さんの思いなのです。
福島さんの思いに賛同した人が集まってきています。土地を持っていないけれど、野菜を育てたい、ワタを栽培したいという人、里山の梅で梅干し、柿で干し柿、大根でタクアン、大豆で味噌など食に興味がある人など、様々な人が集まって、お互いに協力して、やりたいことを実現しています。
「土地はみんなのものだ」福島さんの言葉がひびきます。
土地を引き継いで、守って、未来で繋いでいく
これからの時代は、今までと違う形で引き継がれていくことになるのでしょう。どなたでも 天空の里山に遊びに来てください。
想像力は 創造力。
優しい里山の風に吹かれて、どうぞ ご自分の未来も思い描いて見てください。
これからの時代は、今までと違う形で引き継がれていくことになるのでしょう。どなたでも天空の里山に遊びに来てください。
想像力は 創造力。
優しい里山の風に吹かれて、どうぞ ご自分の未来も思い描いて見てください。